マーク金井の試打インプレッション

PXG 0811 ドライバー

2016/08/30 08:15

クラブを計測してみると?

純正シャフトと呼ばれるシャフトはなく、市販されているアフターマーケット用のシャフトを装着することができる。今回は米ツアーで絶大な人気のアルディラ ROGUE BLACK LIMITED EDITIONを装着

10.5度表示でリアルロフト角が11.75度。フェース角が-2度。オープンフェースの度合が強いわりにはリアルロフト角が大きめのセッティングだ。ライ角は57.5度と、今どきのドライバーの中ではフラットな設定。捕まりに影響を与える重心角は23度と、平均的な数値である。リアルロフト角は大きめなのに加えて、重心も深いのだろう。見た目よりはボールが上がりやすいドライバーである。

装着されている、アルディラ ROGUE BLACK LIMITED EDITIONのツアーSの振動数は271cpm。中間部分がしなるタイプで、しなり戻りのスピードはそれほど速くない。硬さ的にはSというよりはXに近いシャフトである。長さは実測値で45インチ(60度法計測)クラブ重量は317gでバランスがD3。25~45歳ぐらいの男性で、体力が平均的、もしくは平均以上の人と相性がいいスペックだ。

クラブ測定データ

シャフトアルディラ ROGUE BLACK LIMITED EDITION(TS)
ロフト(度)10.5
リアルロフト(度)11.75
ライ角(度)57.5
フェース角(度)-2.0
長さ(インチ)45
振動数(cpm)271
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PXG
コスト度外視で究極を追求
発売日:2016/06