マーク金井の試打インプレッション

PXG 0811 ドライバー

2016/08/30 08:15

自分に合ったスペックは?

可変ロフトのノーマルポジションで、フェース角は-2度とオープン。絶対左へは行かせたくない仕様となっている。

ロフト角は9度、10.5度がラインアップされている。ボールが上がりやすいので、ロフト角は普段と同じでいい。低めの弾道でランを稼ぎたい人、ヘッドスピードが速めでボールが上がりやすい人は、9度の方がイメージ通りの弾道が打ちやすいし、飛距離も稼げるだろう。

試打したシャフト、アルディラ ROGUE BLACK LIMITED EDITIONのツアーSはかなりハードスペック。スイング中にしなりを感じづらいので、打ちこなすにはそれなりのパワーが求められるシャフトだ。このシャフトのストライクゾーンは45~49m/sぐらいか。ヘッドスピード46m/s以上で打つとシャフトがほどよくしなり、タイミングも取りやすかった。

このPXG 0811 ドライバーには純正シャフトと呼ばれるシャフトはなく、市販されているアフターマーケット用のシャフトを装着することができる。自分が使ってみたいシャフトを自由に選べる、セミオーダー的なドライバーである。

(※下記の弾道計測データは、ヘッドスピード46.0m/sで計測した数値)

弾道測定データ

シャフトアルディラ ROGUE BLACK LIMITED EDITION(TS)
ロフト(度)10.5
長さ(インチ)45
飛距離(ヤード)271.1
初速(m/s)67.1
打ち出し角(度)15.1
スピン量(rpm)2666
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PXG
コスト度外視で究極を追求
発売日:2016/06