タイトリスト 917 D3 ドライバー
2016/12/27 09:00
構えてみると?
アスリート指向のゴルファーに人気が高いタイトリストから登場した917シリーズ。前作の915シリーズ同様、ヘッドはD2とD3の2機種がラインアップされ、今回試打するのはヘッドが小さい方のD3で、ヘッド体積は440cc。D2に比べ投影面積が小さめで、ややシャープな形状に仕上がっている。
ヘッド色はD2、 D3ともに前作のブラックから濃いグレーに変わり、ヘッド形状は丸形だが、D2に比べるとやや洋なしっぽい形状である。
そして、アスリート向けだけあってフェースの向きはオープン。ヘッドをポンと地面に置くと、フェースはかなり開いた感じになる。プロ、上級者が好む顔つきで、左へのミスが出づらくなっている。
モデルチェンジで劇的に変わったのがソール形状だ。915シリーズ同様、ソールのフェース側に深くて長いスリット(溝)が入る。加えて、ソールの後方には『SURE FIT CG』と呼ばれるフリーウエイトが追加された。単4電池を細長くしたような筒状のウエイトを入れ替えることで、重心位置を調整できるようになっているのだ。前作同様、シャフト脱着式の弾道調整機能も付いている。
これまで以上に調整機能が付加されている917シリーズ。調整機能が増えたことでより細かいチューニングが可能になったが、クラブで一番大事なのは基本性能。D3の基本性能、弾道はどんな感じなのか、じっくりテストしてみたいと思う。