金谷多一郎 打音と打感がさらに進化！|コントロールしやすい
「915D」シリーズと比べ、打音がおとなしくいい方向に進化した。弾き感は強すぎず適度になり、インパクトでフェースにボールが乗っている感じがつかめる。ボールの感触をしっかりつかめるということは、コントロールしやすくなったということ。好みは別れそうだが、クラブコントロールを意識して気持ちよくコースを攻めたい上級者好みのモデル。
マーク金井 上級者好みの顔つき！|しっかりめの弾き感！
アスリートがターゲットというだけあって、フェースの向きはややオープン。ヘッドをポンと地面に置くと、フェースはかなり開いた感じになる。やや小ぶりの上級者が好む顔つきで、左へのミスが出づらくなっている。打感はフェースの弾き感がしっかりある。球は中弾道で、同シリーズ「917 D2ドライバー」に比べて打ち出しから低く感じる。
鹿又芳典 左を意識せず叩ける！|ドローヒッターに最適
同シリーズの「917 D2ドライバー」よりもディープフェースで洋ナシ形状（丸型にやや近い）。D2との比較でいうと、明らかに打ち出し角が低く、スピン量も少ない。球は強く出るが、ドロップする場合もあるのでロフト選びは慎重にしたい。また、出球は若干左に行きやすく感じた。ヘッドスピード40m/s前後のドローヒッターにピッタリ！
関雅史 シリーズ歴代の操作性を|承した“楽に打てる1W”
タイトリスト歴代の遺伝子をしっかり受け継ぎつつ、寛容性を極限まで高めたモデル。歴代のブランドカラーである優れた操作性を残しつつ、ミスヒットに強くなったバランスの良さが秀逸と感じた。まとめると、やや操作性を残しつつ、楽に打てるドライバー。

HOT：
■打感が素晴らしい。吸いつくようなインパクト。|
■長くヘッドに吸いつきながら押し出すので非常に心地いい。|
■ボールの初速がはやく感じる。|
■締まったヘッドが球を押し出す感覚。|
■形状がキレイで構えやすい。|
■形状がシンプルになって構えやすい。|
■ヘッドがシャープで構えやすい。真っすぐ構えることができる。|
■“洋ナシ型”でボールを叩きやすいイメージが湧く。|
■パワーヒッターが左を恐れることなく叩いていける。
NOT：
■小ぶりで重心が高いためか球が上がらない。|
■クラブ全体のバランスが悪いので、打感や弾道もバラついて評価しにくい。|
■ヘッドが重いので、純正シャフトはもっとしっかりしたものを用意するべき。

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