マーク金井の試打インプレッション

キャロウェイゴルフ GBB エピック スター ドライバー

2017/02/21 08:00

クラブを計測してみると?

純正シャフトは、中間部分から先端にかけてしなるタイプ。トルクも適度にあるので切り返しのタイミングが取りやすい

表示ロフト角が9.5度に対してリアルロフト角も9.5度。フェース角が-0.75度。オープンフェースの影響もあるが、表示ロフト角とリアルロフト角が同じ数値。リアルロフト角は大きくないが、実際に打つと高弾道が打ちやすい。

ライ角は56.5度で今どきのドライバーにしてはフラットだ。ノーマルポジションでの重心角は26.5度と平均を上回る。実際にスイングしても、体積460ccのドライバーとしてはヘッドが返りやすく、つかまりも平均を少し上回っている。

純正シャフトである「Fujikura Speeder EVOLUTION for GBB」シャフトのSは重量が53g。手元剛性が高い先中調子で、インパクトゾーンではシャフトが鋭くしなり戻る。トルクはメーカー値で5.6(Sシャフト)で、実際にスイングしてみるとタイミングが取りやすい。振動数は247cpmで、純正シャフトのSとしては平均的な硬さである。

長さはメーカー値、実測値とも45.75インチ(※60度法計測)。クラブ重量は291.5グラムでバランスはD1.5。45インチ換算すると300g前後。40~60歳ぐらいで、体力が平均的なゴルファーにちょうどいいスペックだ。

クラブ測定データ

シャフトFujikura Speeder EVOLUTION for GBB(S)
ロフト(度)9.5
リアルロフト(度)9.5
ライ角(度)56.5
フェース角(度)-0.75
長さ(インチ)45.75
振動数(cpm)247
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キャロウェイ
発売日:2017/02/17 参考価格: 81,000円