ヨネックス ロイヤル EZONE ドライバー
2017/03/07 08:00
クラブを計測してみると?
表示ロフト角が10度に対してリアルロフト角が11.5度。フェース角+1.5度がノーマルポジション。アドレスするとフェース面がしっかり見え、フェース面はやや左を向いている。高弾道ドローをイメージしやすい。重心距離は38ミリ(メーカー値)。ヘッド体積460ccとしては平均的であるが、実際に振ってみると重心距離は数値よりも少し短く感じ、ヘッドが返りやすい。
ライ角は56.75度で重心角は20.5度。一番つかまるポジションに調整すると、フェース角は+4.5度でリアルロフト角が13.5度。一番つかまらないポジションに調整すると、フェース角は-2度でリアルロフト角は9.5度となった。調整幅が非常に広く、つかまる方向に調整するとリアルロフト角が増え、つかまらない方向に調整するとリアルロフト角が減る。
シャフトは中間部分のしなりを感じ取れる「粘り系」タイプ。切り返しで中間部分がしなり、しなり戻りは適度に早く、インパクトゾーンではヘッドがアッパーに動き、ヘッドが返りやすくなっている。適度なねじれ感もがあるので、タイミングを取りやすくなっていて、振動数はSRで239cpm。シニア向けのSRとしては、やや硬めのセッティングだ。
長さはメーカー値、実測値とも47インチで前作よりも0.5インチ短い(60度法計測)。クラブ重量は285.4グラムでバランスはD0。45インチ換算すると305g前後。55歳以上のシニアゴルファーで、体力が平均的もしくは平均を上回るゴルファーにちょうどいいスペックだ。
クラブ測定データ
シャフト | XELA for Royal(SR) |
ロフト(度) | 10 |
リアルロフト(度) | 11.5 |
ライ角(度) | 56.75 |
フェース角(度) | +1.5 |
長さ(インチ) | 47 |
振動数(cpm) | 239 |