マーク金井の試打インプレッション

プロギア RED フェアウェイウッド

2017/06/06 05:00

構えてみると?

丸型形状のヘッドの体積は194ccで、一般的な3Wと比較すると一回り以上大きい。地面からだけでなく、ティショットでの使用も安心感がある

プロギアブランドの中で、もっとも革新性にこだわった物作りがなされているのが、REDシリーズ。このシリーズはドライバーからアイアンまでラインアップしているが、今回はスプーン(3番ウッド)を試打する。

丸型形状のヘッドの体積は194㏄で、一般的な3Wと比較するとひと回り以上大きく、ひと昔前のドライバーのサイズくらいに感じる。ただしフェースは分厚くなく、厚みを測ると約36ミリで、アドレスするとロフトがしっかり見えて高弾道をイメージしやすい。

クラウンの形状はユニークで、フェース側に傾斜している。メーカーは『Wクラウン』と呼んでおり、この形状にすることでヘッドの高初速化を実現したとアピールしている。また、外側からは見えないが、ヘッド内部にウエイトを大胆に配することで、低重心化を図っている。

ソール側に目を転じると、フェース側にREDのロゴが大きく配され、後ろ側にウエイトが埋め込まれていることから、重心を下げるだけでなく重心を深くしたい意図がうかがえる。

ヘッドとシャフトは接着での固定式。これによりネック部分は細くスッキリしている。

飛距離性能に特化しているREDのフェアウェイウッドだが、実際はどうなのか?どんなゴルファーと相性がいいのか?じっくりとテストしてみたいと思う。

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プロギア
発売日:2016/09/16 参考価格: 64,800円