マーク金井の試打インプレッション

プロギア RED フェアウェイウッド

2017/06/06 05:00

クラブを計測してみると?

純正シャフトM-40は、切り返しでシャフト全体がしなり、インパクトゾーンではしなやかにしなりもどる。トルクが適度にあるのでタイミングが取りやすい

16度表示でリアルロフト角が16.25度。フェース角は+0.25度であるが、アドレスするとフックフェースには見えず、フェース面はピシッと目標方向を向いている。

ライ角は58.25度とややアップライトで、つかまりに影響を及ぼす重心角は22度と平均を上回る。3Wとしては体積がかなり大きいが、重心角が大きいのでつかまりやすく仕上がっている。フッカーだけでなく、スライサーにも扱いやすいフェアウェイウッドだ。

シャフトについては、標準装着のM-40は重量が約46gでトルクが6.2(メーカー公表値)。メーカー表記では手元調子になっているが、実際は全体がムチのようにしなるタイプのシャフトである。振動数は231cpm。メーカー純正シャフトのSRとしては軟らかめだ。

長さはメーカー値が43インチで、実測値は43.25インチ(※60度法計測)。クラブ重量は実測291.3gでバランスがD0。ドライバーの重量が270~285gぐらいの人にちょうどいいスペックだ。

クラブ測定データ

シャフトM-40(SR)
ロフト(度)16
リアルロフト(度)16.25
ライ角(度)58.5
フェース角(度)+0.25
長さ(インチ)43.25
振動数(cpm)231
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プロギア
発売日:2016/09/16 参考価格: 64,800円