マーク金井の試打インプレッション

プロギア RS 2017 ドライバー

2017/08/29 05:00

構えてみると?

フェースは丸みが強く、投影面積も大きい。奥行き方向、ヒール側にボリュームを持たせたデザイン

プロギアのプロ&アスリート向けブランドである「RS」シリーズ。前作同様、ヘッドは2種類ラインアップされており、今回試打するのはつかまりを重視して設計されている「RS 2017 ドライバー」。

ヘッド体積はルール最大級の460cc。投影面積も大きく、特に奥行き方向、ヒール側にボリュームを持たせたデザインとなっている。形状的には重心を深く、つかまりを良くしたいという意図がうかがえる。

フェースは丸みが強く、反発エリアが広がり、かつ重心距離が長くならない形状だ。ユニークなのがクラウン上部のデザインで、前作同様、クラウンとフェースがつながる部分が大きく傾斜したWクラウン構造。メーカーは、これによりインパクト時に発生するフェースのたわみが大きくなり、ボール初速が上がって、かつそのエリアが広がったとアピールしている。フェースの厚みは約56ミリ。クラウンの形状も影響していると思われるが、アドレスすると数値よりもややディープに感じる。

ヘッドとシャフトはネジ止めの脱着式。シャフトの装着角度を変えることで、ロフト角を1度変えられる。ソールには重量調整のネジが2つ装着されている。ひとつが8g、もう一方が3gで、ネジの装着位置を前後入れ替えることで、重心の深さを2mm調整できるようになっている。

前作以上に、ルール適合ギリギリの反発性能を追求したという「RS 2017 ドライバー」。飛距離性能はどうなのか?どんな弾道が出やすいのか?じっくりテストしてみたいと思う。

打ってみると?(弾道は)≫
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プロギア
もっとギリギリ! ドローで最大飛距離を狙う
発売日:2017/06/09 参考価格: 86,400円