キャロウェイゴルフ スティールヘッド XR フェアウェイウッド
2017/09/12 05:00
構えてみると?
キャロウェイゴルフの「スティールヘッッド」は長年人気が高く、10年以上にわたりツアープロにも使用者が多い。そんなモデルのリニューアル版として登場したのが、今回試打する「スティールヘッド XR フェアウェイウッド」だ。
モデル名からも分かるように、ヘッド形状は初代「スティールヘッド」、そして2代目の「スティールヘッド・プラス」を継承しており、丸型、小顔でショートネック。しかしヘッドサイズは、初代や2代目に比べて一回り以上大きくなっている。
フェース形状は2代目モデルのデザインが踏襲されており、スコアラインの入り方も同じだ。アドレスして目に入るのがクラウンのグラフィック。濃いブルーのクラウン後方はカーボンの編み目がくっきりと見える。フェースがスチールでクラウンがカーボンという、コンポジット構造で仕立てられている。
クラウン部分の最前方にある、スピード・ステップという凸凹処理により、空気抵抗が軽減されているそうだ。ソールに目を転じると、初代モデルと同じく、ホークアイ・ソールとなっており、今回のモデルでは「モダンホークアイ・ソール」と名付けられている。
ヘッド体積は171㏄でフェースの厚みは約37ミリ。投影面積が小さめなこともあって、アドレスするとフェースがやや分厚く感じる。ややフックフェースで、右へのミスが出にくいイメージを演出している。
クラブの長さは3Wで42.5インチ。ロフト角は15度。メーカーは、一般的な3Wよりも0.5インチ短く設計することで、ミート率の向上とミスヒットを軽減させたとうたっている。
これまで名器として語り継がれてきた「スティールヘッド」。その最新モデルの飛距離性能はどんなものなのか?どんな弾道が出やすいのか?じっくりテストしてみたいと思う。