マーク金井の試打インプレッション

やさしく打ててしっかり飛ばす 「マルマン シャトル NX-1 フェアウェイウッド」

2017/10/10 05:00

クラブを計測してみると?

純正シャフトは切り返しで中間部分がクイッとしなり、インパクトゾーンでは先端側がしなり戻る。ヘッドだけでなくシャフトもつかまりやすいタイプだ

ロフト角は15度表示で、リアルロフト角が15.5度と、それほど差がない。フェース角が+2度と強めのフックフェース。ライ角は55.5度とフラット。つかまりに影響を及ぼす重心角は24度と大きめとなっている。

インパクトゾーンでヘッドが返りやすいタイプのフェアウェイウッドだ。フックフェースなこともあり、スライサーでもドローを打ちやすく設計されている。

シャフトについては、「IMPACTFIT MV504」のSRフレックスで重量が49g、トルクが5.0(メーカー公表値)。メーカー表記は先調子で、実際に振ってみても、中間から先端側にしなりポイントがあるシャフトである。振動数は240cpm。メーカー純正シャフトのSRとしては、やや軟らかめに設定されている。

長さはメーカー公表値が42.75インチで、実測値は43インチ(※60度法計測)。クラブ重量は実測302.3gでバランスがD1。ドライバーの重量が285~295gぐらいの人にちょうどいいスペックだ。

クラブ測定データ

シャフト「IMPACTFIT MV504」(SR)
ロフト(度)15
リアルロフト(度)15.5
ライ角(度)55.5
フェース角(度)+2.0
長さ(インチ)43
振動数(cpm)240
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