マーク金井の試打インプレッション

軽量化でヘッドスピードUP 「プロギア egg ドライバー」

2017/10/24 05:00

構えてみると?

ヘッド体積は460㏄で、大きな段差のあるクラウンの形状が特徴的。アドレスすると分厚いフェースの影響で、普段よりもティアップを高くしたくなる

プロギアのeggシリーズは「既成概念にとらわれない物作りで、飛びとやさしさを追求」をコンセプトに、飛びにこだわって設計されている。同シリーズにはルール適合外の「SUPER egg ドライバー(金egg)」もラインアップされるが、今回試打するのは、ルール適合の「egg ドライバー」(以下、赤egg)だ。

今回のモデルチェンジでまず目につくのがクラウンの形状。クラウンのフェース側には「パワーフランジ」と呼ばれる段差がついていて、へこんで見える。この構造により、インパクト時にはフェースだけでなく、クラウンが大きくたわんで高打出しを実現しているそうだ。

ヘッド体積は460㏄。フェースの形状もオリジナリティに溢れていて、高さ58ミリと分厚く、太鼓のように丸み感が強い。フェースを円に近づけることで高初速エリアの拡大を狙っている。アドレスすると分厚いフェースの影響で、普段よりもティアップを高くしたくなる。

ヘッドとシャフトはネジ止めの脱着式ではなく、接着固定。ネック長が非常に短いために、ヘッドに直接シャフトが刺さっているように見える。

純正シャフトは硬さによって重さが異なり、今回試打する「M-43」(Sフレックス相当)は48g。クラブ総重量は前作よりも軽量化され、284gとなっているが、長さは45.5インチで長尺仕様ではない。

ルール限界の高初速をアピールする赤egg。飛距離性能はどうなのか?どんな弾道が出やすいのか?じっくりテストしてみたいと思う。

打ってみると?(弾道は)≫
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プロギア
発売日:2017/09/15 参考価格: 81,000円