低スピン弾道で飛距離を 「ピン G400 LSテック ドライバー」
2017/11/07 05:00
クラブを計測してみると?
ノーマルポジションだと表示ロフト角が10度で、リアルロフト角が9.5度。ヘッドを置いた時にフェースが開く方向に回転するので、オープンフェースの度合いが強く、フェース角は-5度。ライ角は59.75度とややアップライトで、重心角は26.5度。重心角度は「G400」よりも2度小さく、実際に打ち比べてみても、少しつかまりにくくなっている。
フェースを開く方向に調整すると、フェース角が-6.5度でリアルロフト角は8度。フェースが閉じる方向に調整すると、フェース角が-3.5度でリアルロフト角は11.5度となる。フェースを開く方向に調整するとリアルロフト角が小さくなり、フェースを閉じる方向に調整するとリアルロフト角が大きくなる。
シャフトの長さはメーカー値、実測値ともに45.75インチ(※60度法計測)。純正シャフト「ALTA J CB」のSフレックスの振動数は248cpmと、メーカー純正シャフトのSフレックスとしては平均的な設定である。
クラブ重量は305.8gで、バランスはD2。45インチに換算すると310g前後。35~55歳くらいで、体力が平均的な男性ゴルファーにちょうどいいスペックだ。
クラブ測定データ
シャフト | ALTA J CB(S) |
ロフト(度) | 10 |
リアルロフト(度) | 9.5 |
ライ角(度) | 59.75 |
フェース角(度) | -5 |
長さ(インチ) | 45.75 |
振動数(cpm) | 248 |