マーク金井の試打インプレッション

低スピン弾道で飛距離を 「ピン G400 LSテック ドライバー」

2017/11/07 05:00

打ってみると?

試打クラブはロフト角10度で、純正シャフト「ALTA J CB」のSフレックス。ワッグルすると手元がやや硬く、中間から先端がしなる。

ネックの調整機能をノーマルのポジションにすると、フェースはかなり開いた感じになる。ヘッドの座りの影響だと思われるが、ポンと地面に置くとフェースが開く方向にヘッドが少し回転するのだ。このタイプのドライバーは、ヘッドを地面に置いてからグリップするよりも、宙にに浮かせた状態でグリップをした方が、フェースの向きを目標に合わせやすい。

まずはヘッドスピード43m/sぐらいから打ってみた。1発目は軽めのフェード弾道。前作の「G LS TEC ドライバー」に比べるとつかまりは良くなっているが、「G400 ドライバー」と比べるとつかまり過ぎない。スライサーよりも、フッカーが弾道をコントロールしやすいタイプだ。

ヘッドスピードを46m/sに上げて弾道計測すると、打ち出し角は13度前後で、スピン量は2100~2500回転。フェース上側で打つと、スピン量はさらに減って2000回転前後まで抑えられ、ランが出やすい弾道になって飛距離を稼げた。

メーカーの意図通り、「G400」よりも「G400 LSテック」の方が低スピン弾道を打ちやすく、スピン量は100~200回転ほど少ない。この差を大きいとみるか小さいと見るかはゴルファー次第であるが、G400シリーズの中では、この「G400 LSテック」が最も低スピン弾道が打ちやすいドライバーである。

コントロール性能は「G400」と同じく、オートマチックに直進性の強い弾道が打てるタイプ。それでいて、ドローをイメージすればドロー、フェードをイメージすればフェードが打てる。

モデルチェンジでインパクト音も大きく変わり、「G400」と同じく爽快感があって心地良い。

純正シャフトのSフレックスは、トップからダウンスイングへの切り返しで中間が適度にしなり、タイミングが取りやすい。インパクトゾーンでは先端がスピーディーにしなり戻るので、つかまりが良く、かつ高弾道が打ちやすく仕上がっている。

タングステンウェイトの配置により低スピン弾道を狙った「G400 LSテック ドライバー」。見た目がほとんど同じだが、「G400」よりもつかまりがわずかに抑えられ、低スピン弾道を打ちやすい。低スピン弾道で飛距離を狙うゴルファーや、「G400」よりつかまりを軽減したい人にとっては、大いに期待に応えてくれる仕上がりになっている。

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ピン
やさしいだけではない! 飛距離とつかまりを強化
発売日:2017/09/07 参考価格: 68,040円