マーク金井の試打インプレッション

追従性、操作性ともに◎ 「フジクラ スピーダー エボリューション 4」

2017/11/21 05:00

シャフトの特性をズバリ

山なりに曲げてみると、シャフトの中間部分にしなりのポイントがある中調子で、全体のしなり量は少なめであることがわかる

フジクラのメインブランドであるスピーダーシリーズ。多くのツアープロやアマチュアからから支持されており、その最新作となるのが今回試打する「スピーダー エボリューション 4」(以後エボ4)。

前作の「エボリューション 3」は鮮やかなワインレッドがベースカラーだったが、「エボ4」は精悍なブラックで「黒スピーダー」とも呼ばれている。

メーカー資料によると、強度と弾性率を高い次元で両立する、三菱ケミカル社製の高性能中弾性炭素繊維「“パイロフィル”MR70」を採用。これにより「エボ4」は今まで以上に叩けるフィーリング、操作性を実現しているとのこと。加えて、歴代スピーダーエボリューションシリーズと同様、超高弾性90tカーボンも採用されている。

「エボ4」は、「エボ3」に比べ操作性が高くなるように設計されており、つかまりが良いだけでなくインパクトの力強さも実現しているらしい。

長尺をアピールしているシャフトではないので、今回は45.5インチで試打クラブを組み上げた。(※60度法計測)

シャフトの挙動≫
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藤倉コンポジット
叩ける中調子のスピーダー
発売日:2017/09/15 参考価格: 43,200円