球がつかまりキャリーを稼げる「三菱ケミカル ディアマナ RF」
2018/01/09 05:00
シャフトの特性をズバリ
ツアープロが求めるシャフト作りをコンセプトにしているディアマナシリーズ。「青マナ」「赤マナ」「白マナ」の3タイプがラインアップされてきたが、今回試打するのは「赤マナ」の後継機種となる「RF」。
シャフトの手元側は、ディアマナシリーズに共通する花柄模様で、カラーリングは光沢がある赤銅色。中央部分には初代から引き継がれる「Diamana」のロゴが入り、中央から先端は鮮やかなシルバーカラーだ。全体にイオンプレーティング処理を施すことで高級感をアピールしている。
メーカー資料によると、「シャフト中間部分の剛性を高め、先端部との大きな剛性差をつけることで、インパクト時のスピード感ある挙動を演出」し、打ち出しの高さとアスリートが求める程よいつかまりを実現したという。手元側には超高弾性シートを採用し、先端側には炭素繊維に加えてボロン繊維を組み合わせることで強化を図った。
シャフトのキックポイントは中央になっているが、これまでの「赤マナ」シリーズの流れを汲んでいるのであれば、手元と先端がしなるダブルキックであることが予想される。 長尺をアピールしているシャフトではないので、今回は45インチで試打クラブを組み上げた。(※60度法計測)