球がつかまりキャリーを稼げる「三菱ケミカル ディアマナ RF」
2018/01/09 05:00
クラブを計測してみると?
50g台のSで振動数が261cpm。アフターマーケット用のSとしては適度な硬さだ。センターフレックス値は4.21と、こちらも平均的な硬さになっている。メーカー表記は中調子であるが、ワッグルしたり、実際にスイングすると手元側にしなりのポイントを感じ取れるシャフトである。
シャフトの両端を持って山なりに曲げてみると、中間部分の剛性が高めで、先端のしなりが多めなことが手にダイレクトに伝わってくる。
ねじれの目安となるトルクは4.3。極端な低トルクではないが、適度にシャープなので振り遅れにくい挙動につながっている。
全体のしなり量は適度で、インパクトゾーンではシャフト中間から先端が鋭くしなり戻るタイプ。つかまりが良く、しなり戻りの挙動もスピーディーなので、46インチの長尺仕様にしてもヘッドが遅れずにインパクトを迎えられそうだ。
【シャフト計測データ】
長さ45ンチ/重さ307.6g/バランスD1/振動数261cpm/センターフレックス値4.21
(※ヘッド:テーラーメイド M2 ドライバー)