マーク金井の試打インプレッション

高弾道キャリーで安定の飛距離「タイトリスト 818 H1 ハイブリッド」

2018/01/23 05:00

クラブを計測してみると?

「MCI 70」は切り返しで中間部分がしなり、インパクトゾーンでは先端がタイミング良くしなり戻る。切り返しでの挙動がつかみやすいシャフト

ノーマルポジションでのロフト角は23度表示で、リアルロフト角は22.5度。フェース角は±0度とスクエア。ライ角は60度とややアップライト。つかまりに影響を及ぼす重心角は13.5度と、ユーティリティとしては平均的なスペックだ。

ノーマルポジションからボールがつかまるポジションに変更すると、フェース角は+1.25度とフックフェースになり、リアルロフト角は24.5度となる。逆につかまらないポジションに変更するとフェース角は-0.75度とオープンフェースになり、リアルロフト角は21.75度となった。

今回試打したタイトリストオリジナルの「MCI 70」シャフトは、重量が72~80gとロフト角によって変わり、トルクは2.9~3.8(※Sフレックス、メーカー公表値)。

硬さの目安となる振動数は284cpm。メーカー純正シャフトのSフレックスとしては平均的な硬さである。長さはメーカー値、実測値ともに39.5インチ(※60度法計測)。クラブ重量は実測365.3gでバランスがD0.5。ドライバーの重量が300~315gぐらいの人にちょうどいいスペックだ。

クラブ測定データ

シャフトMCI 70(S)
ロフト(度)23
リアルロフト(度)22.5
ライ角(度)60
フェース角(度)±0
長さ(インチ)39.5
振動数(cpm)284
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タイトリスト
高弾道で長い距離を正確に狙える
発売日:2017/09/30 参考価格: 41,040円