マーク金井の試打インプレッション

中空構造ならではのやさしさ「タイトリスト 718 AP3 アイアン」

2018/02/27 05:00

クラブを計測してみると?

今回試打した「NSプロ モーダス3 ツアー105」のSの硬さの目安となる振動数は331cpm

7番アイアンのクラブ重量は421グラムで、バランスはD2。硬さの目安となる振動数は331cpm。ロフト角は30度で、長さは37インチ(※60度法計測)。

5番アイアンのロフト角が24度、以下6番が27度、7番が30度、8番が34度、9番が38度、PWが43度。そして、PWの次の番手として48度のウェッジもラインアップされている。

タイトリストとしてはストロングロフト設計であるが、他社の飛び系アイアンに比べると、ロフト角は極端に小さいわけではない。ロフトピッチが3~4~5度とフローしており、5番からPWまでの番手間飛距離差は、約12~15ydぐらいだ。

バウンス角は5番が2度、6番が3度、7番が4度、8番が5度、9番が6度、PWと48が7度となっている。バウンス角はそれほど大きくないがソールがやや幅広なので、ダフり気味にヘッドが入っても地面で跳ねやすく、ミスに強くなっている。

ライ角は7番で63度とややアップライト。ヘッド素材はステンレス鋳造とタングステンのコンポジット構造(#3~7)。ステンレス鋳造ボディであるが、別注対応でライ角、ロフト角も調整が可能だそうだ。

クラブ測定データ

シャフトNSプロ モーダス3 ツアー105(S)
ロフト(度)30
リアルロフト(度)30
ライ角(度)63
フェース角(度)-
長さ(インチ)37
振動数(cpm)331
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タイトリスト
やさしさとシャープさを兼ね備えた
発売日:2017/09/30 参考価格: 142,560円