マーク金井の試打インプレッション

中空構造ならではのやさしさ「タイトリスト 718 AP3 アイアン」

2018/02/27 05:00

自分に合ったスペックは?

キャビティ形状だが、実はヘッド下部は中空構造(#3~9)。これによりで重心を深くし、ミスへの許容範囲を広げ、高い打出し角を確保している

見た目はキャビティ形状であるが、中空構造にすることでミスヒットに強く、ボールも適度に上がりやすい。見た目よりもやさしさを実感できるアイアンである。

シャフトは今回試打した「日本シャフト NSプロ モーダス3 ツアー105」の他に、軽量スチールの「NSプロ 950GH」と、カーボンシャフトの「フジクラ タイトリスト MCI 60」がラインアップされている。「NSプロ モーダス3 ツアー105」のSのストライクゾーンは、ドライバーのヘッドスピードが43~47m/sぐらいか。

少し軽めのスチールシャフトを使いたい人は「NSプロ 950GH」、カーボンシャフトを使ってみたい人は「フジクラ タイトリスト MCI 60」をお勧めしたい。

(※下記の弾道計測データは、ヘッドスピード37.7 m/sで計測した数値)

弾道測定データ

シャフトNSプロ モーダス3 ツアー105(S)
ロフト(度)30
長さ(インチ)37
飛距離(ヤード)160.4
初速(m/s)49.4
打ち出し角(度)21.5
スピン量(rpm)5729
1 2 3 4 5
タイトリスト
やさしさとシャープさを兼ね備えた
発売日:2017/09/30 参考価格: 142,560円