マーク金井の試打インプレッション

心地いい打感と高い操作性「タイトリスト 718 CB アイアン」

2018/03/06 05:00

構えてみると?

左から6番、7番、8番、9番のヘッド形状。ヘッドがかなり小ぶりなので、アドレスするとマッスルバックのアイアンを構えている感じがする

タイトリストの主力ブランドである718シリーズ。CBとはキャビティバックの略で、バックフェースがへこんだ形状だが、最近のアイアンと比較すると非常にへこみが浅い。

ヘッドは小ぶりでシンプルかつシャープな形状。同じくキャビティバック形状の「AP2」と比較すると、一回りヘッドは小ぶりでソール幅も狭い。定規で7番のソール幅を測ると約17ミリだった。

ヘッドがかなり小ぶりのため、アドレスすると伝統的なマッスルバックのアイアンを構えている印象。前作と同様、マッスルバック形状が好きな人には非常に構えやすい。ボールを打ち分けたい人にとっては、構えただけで弾道をイメージできる。

これまで同様、ヘッド素材は軟鉄鍛造でクロームメッキ仕上げ。バックフェース部分はつや消し仕上げで中央にTitleistのロゴが筆記体で入る。ヘッドシェイプはリーディングエッジが直線的であるが、トウ側にかけてやや開く。これもまたタイトリストならではの顔つきだ。

モデルチェンジされても見た目の変化は非常に少ない。これまでのモデル同様、打感と操作性の高さを継承しつつ、2年ぶりのモデルチェンジでどう変わったのか、じっくりとテストしてみたい。

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タイトリスト
精度と許容性を併せ持った精悍なキャビティブレード
発売日:2017/09/30 参考価格: 149,040円