マーク金井の試打インプレッション

つかまり良し、弾いてぶっ飛ぶ「オノフ 赤 ラディカルスプーン」

2018/07/17 05:00

クラブを計測してみると?

手元剛性が高めで、中間から先の部分が大きめにしなる

ロフト角15度表示で、リアルロフト角が16.5度。フェース角は-0.75度。数値的には少しオープンフェースだが、構えるとスクエアフェースに見える。ライ角は60.75度とアップライトで、重心角は28.5度と非常に大きい。オノフ赤のドライバー同様、この「ラディカルスプーン」もつかまりの良さを強く意識した設計がなされている。

試打したシャフト「MP-518F」は、典型的な先中調子。切り返しで中間部分がしなり、ダウン以降は鋭いムチのように先端がしなり戻る。同シリーズのドライバーと同様、インパクトゾーンでフェースが返る方向にしなり戻るので、つかまるタイプのシャフトである。

長さはメーカー値が43インチで、実測値は43.25インチ(60度法計測)。クラブ重量は319.1グラム、バランスはD1。同シリーズのドライバーとの重量マッチングが良いセッティングがなされている。

クラブ測定データ

シャフトMP-518F(S)
ロフト(度)15
リアルロフト(度)16.5
ライ角(度)60.75
フェース角(度)-0.75
長さ(インチ)43.25
振動数(cpm)263
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グローブライド
大型ソールでやさしく飛ばす
発売日:2018/03/02 参考価格: 64,800円