マーク金井の試打インプレッション

タイヤがヒント、筋金入りの飛び「ブリヂストン ツアーB XD-3 ドライバー」

2018/10/02 05:00

自分に合ったスペックは?

フェース角は-1.75度とオープンなので、左のミスが気になるゴルファーが構えやすい

ロフト角は9.5度、10.5度の2つがラインアップ。弾道調整機能もついているので、ロフト角選びは普段通りでいいだろう。

ヘッドスピードが速くてボールが上がり過ぎる人、やや低めの弾道を打ちたい人は9.5度。対して、ヘッドスピードが遅めでボールが上がりづらい人は、10.5度をチョイスするとイメージ通りの弾道を打ちやすいし、効率良く飛距離を稼げるだろう。

「ツアーAD TX2-6」の振動数は、標準的なアフターマーケット用のSよりも0.5フレックスほど軟らかめ。このシャフトのストライクゾーンはヘッドスピードが42~46m/sくらいだ。

シャフトはこのほか、グラファイトデザインの「ツアーAD VR-6」、フジクラの「スピーダー 661 エボリューション V」、三菱ケミカルの「ディアマナ DF60」、USTマミヤの「The ATTAS 6」がラインアップされている。ヘッドスピードが44m/s以上の人は、この4モデルも視野に入れて検討してほしい。

(※下記の弾道計測データは、ヘッドスピード45.6m/sで計測した数値)

弾道測定データ

シャフトツアーAD TX2-6(S)
ロフト(度)9.5
長さ(インチ)45.75
飛距離(ヤード)270.9
初速(m/s)66.7
打ち出し角(度)12.6
スピン量(rpm)2492
1 2 3 4 5
ブリヂストン
この飛び、筋金入り。
発売日:2018/09/14 参考価格: 77,760円