高い操作性でイメージ通りの弾道「タイトリスト TS3 ドライバー」
2018/10/16 05:00
クラブを計測してみると?
ノーマルポジションだと、表示ロフト角が9.5度でリアルロフト角が9度。フェース角が-2.5度。見た目通りにリアルロフト角との差がが少ない。ライ角は59度で重心角は25度。ヘッドの据わりの影響もあるが、フェース角はオープンの度合いが強めだ。
球が一番つかまる状態に調整すると、フェース角はほぼ0度になり、リアルロフト角も少し増えてくる。ボールをつかまえたい人、ロフト角を増やしたい人は、弾道調整機能を使うことをお勧めしたい。
「タイトリスト ツアーAD 60」の振動数は249cpm。アフターマーケット用のシャフトと比較すると、少し軟らかめの設定で、中間部分がしなる。
長さはメーカー値、実測値とも45.25インチ(※60度法計測)。計測したヘッドは、スリーブ込みで200.4グラム。クラブ重量は310.2グラムでバランスがD2.5。20~50歳ぐらいの男性で、体力が平均的、もしくは平均以上の人と相性が良いスペックだ。
クラブ測定データ
シャフト | タイトリスト ツアーAD 60(S) |
ロフト(度) | 9.5 |
リアルロフト(度) | 9 |
ライ角(度) | 59 |
フェース角(度) | -2.5 |
長さ(インチ) | 45.25 |
振動数(cpm) | 249 |