ツイストフェースで寛容性アップ「テーラーメイド M グローレ ドライバー」
2018/10/23 05:00
構えてみると?
ヘッド体積はルール最大級の460cc。クラウンは「Mシリーズ」同様、カーボンコンポジットが採用される。カーボンはライトシルバーで色が明るいため、実際の体積よりもヘッドが大きく、軽そうな印象を受ける。
全体的なシェイプはオーソドックスな丸型形状だが、ヒール側にも少しボリュームがあり、つかまりの良さを感じさせてくれる。
バックフェースのヒール側にウェイトビスが配され、さらにヘッド内部のネック寄りにもウェイトが配されている。
モデルチェンジで大きく変わったのがフェースの形状で、「Mシリーズ」に搭載される「ツイストフェース」を採用。フェースのトウ側上部はロフトが増え、なおかつフェースが開いている。フェースのヒール側下部はロフトが減り、かつフェースが閉じた形状になるように、フェースがねじれている。フェースを意図的にねじれさせることで、打点がトウ側上部やヒール側下部に外れても、左右の曲がりを軽減するそうだ。
シニアゴルファーを意識して、軽量シャフト、軽量グリップにすることで、総重量をかなり軽く仕上げている。また、ヘッドとシャフトは脱着式ではなく、接着された完全固定式だ。
ヘッド構造やフェース面の形状が大きく変わった「M グローレ」。どんな弾道が出やすいのか?飛距離性能はどうなのか?じっくりとテストしてみたい。