マーク金井の試打インプレッション

強烈な弾きと低スピン 操作性も良い「キャロウェイ エピック フラッシュ サブゼロ ドライバー」

2019/02/12 05:00

クラブを計測してみると?

純正シャフトは手元から中間にかけてしなるタイプ。先端側が適度にしっかりしており、しなり戻るスピードはやや控えめだ

ノーマルポジションで、表示ロフト角が9度に対してリアルロフト角が8.5度と、リアルロフト角の方が小さい。実際に打ってみても、ボールの打ち出しは低くなった。

フェース角も見た目通りに開いており、-3.5度。ライ角はノーマルポジションで57.25度と、今どきのドライバーとしてはかなりフラットな部類である。重心角は23.5度と、「エピック フラッシュ スター」よりも1度小さい。

「ツアーAD SZ」シャフトの重量は53グラム。手元がややしなる中調子で、トルクはメーカー値で5.9だ。

実際にスイングしてみると、ねじれが適度にあり、シャフトのしなり戻りはそれほど速く感じない。振動数はSで231cpm。前作にくらべると0.5フレックスほど軟らかく、純正シャフトのSとしても軟らかめの仕上がりだ。

長さはメーカー値、実測値とも45.25インチ(60度法計測)。クラブ重量は303グラムでバランスはD3.5。45インチ換算すると305グラム前後。40~60歳ぐらいで、体力が平均的なゴルファーにちょうどいいスペックだ。

クラブ測定データ

シャフトツアーAD SZ(S)
ロフト(度)9
リアルロフト(度)8.5
ライ角(度)57.25
フェース角(度)-3.5
長さ(インチ)45.25
振動数(cpm)231
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