マーク金井の試打インプレッション

フェース反発と多彩な調整機能が生み出す飛び「テーラーメイド M5 ドライバー」

2019/02/19 05:00

自分に合ったスペックは?

表示ロフト角10.5度で、リアルロフト角11.5度。ボールが上がりづらい人は10.5度をお勧めする

低スピン弾道が打ちやすいドライバーなので、10.5度でもボールが上がりすぎない。ヘッドスピードが非常に速い人や、スピン量が多いゴルファーを除けば、9度よりも10.5度の方が、イメージ通りの弾道が打ちやすいだろう。

また10.5度はロフト角が大きい分つかまりやすい。対して9度はロフト角が少ない分、左のミスが出にくい。

弾道調整機能を利用するとロフト角を調整できるが、調整するとフェース向きも大きく変わってくるので注意が必要だ。

「KUROKAGE TM5 2019」Sフレックスのストライクゾーンは、ヘッドスピード44~47m/sくらいか。

シャフトは純正の「KUROKAGE TM5 2019」のほか、カスタム対応でグラファイトデザインの「ツアーAD VR-6」、藤倉ゴム工業の「スピーダー 661 エボリューション V」、三菱ケミカルの「ディアマナ DF60」がラインアップしている。

(※下記の弾道計測データは、ヘッドスピード45.9m/sで計測した数値)

弾道測定データ

シャフトKUROKAGE TM5 2019(S)
ロフト(度)10.5
長さ(インチ)45.75
飛距離(ヤード)271.6
初速(m/s)66.8
打ち出し角(度)13.1
スピン量(rpm)2505
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テーラーメイド
発売日:2019/02/15 参考価格: 84,240円