ゆったり振っても飛距離アップ「ブリヂストン PHYZ ドライバー」
2019/05/28 05:00
構えてみると?
ブリヂストンのプレミアムブランドである「PHYZ」。シリーズ5代目となる新モデルは、「飛びのアーチスト」をキャッチコピーとし、無駄なく最適の弾道で飛ばすというコンセプトで作られた。
前作と同様、メインターゲットはシニアゴルファーなので、当然のことながらクラブが非常に軽く作られている。
メーカーサイトでも「PHYZ」史上最軽量であることに加え、史上最高の重心アングルに設計することで、つかまりの良さをアピールしている。
ヘッドの体積は前作と同じく460cc。ヘッド形状はオーソドックスな丸形で奥行き方向に広がっている。明らかなフックフェースで、スライサー向けであることが分かる。
ヘッドの色はこれまでと同様に鮮やかなグリーンが採用され、買い替えユーザーにとって違和感のない配慮がされている。
ネックもこれまで同様、インセットホーゼルを採用。フェース面はヒール寄りに少し偏り、形状的に重心距離を意図的に短くしたい意図がうかがえる。
クラブの長さはメーカー値、実測値ともに45.75インチ。試打クラブの重量は実測で269.7グラムで、前作よりも約10グラム軽くなっている。
軽さとつかまりの良さを強くアピールしている5代目「PHYZ」。どんな弾道が出やすいのか?飛距離性能はどうなのか?じっくりとテストしてみたい。