マーク金井の試打インプレッション

ゆったり振っても飛距離アップ「ブリヂストン PHYZ ドライバー」

2019/05/28 05:00

クラブを計測してみると?

「PZ-409W」は中間部分の剛性が低く、シャフト全体がムチのようなしなり感が味わえる

表示ロフト角が10.5度で、リアルロフト角は12.5度。フェース角は+2.5度。見た目通りにフックフェースで、リアルロフト角も大きい。フックフェースの度合いは、前作よりも1度増している。

ライ角は61.5度と非常にアップライトで、重心角も29度と非常に大きい。前作と同じく、460ccドライバーの中ではつかまりを強く意識した設計だ。

純正シャフト「PZ-409W」は中間部分の剛性が低く、ムチのようなしなり感が味わえる。切り返しで中間部分が大きめにしなり、ダウンからインパクトにかけて中間部分から先端側がムチのように鋭くしなり戻る。インパクトゾーンではヘッドがアッパー方向に動きやすく、ヘッドも返りやすい。

長さはメーカー値、実測値ともに45.75インチ(※60度法計測)。クラブ重量は269.7グラム、バランスはD0。45インチ換算にすると275グラム前後。55歳以上で、非力な人や体力が平均的な男性ゴルファーと相性が良いスペックだ。

クラブ測定データ

シャフトPZ-409W(R)
ロフト(度)10.5
リアルロフト(度)12.5
ライ角(度)61.5
フェース角(度)2.5
長さ(インチ)45.75
振動数(cpm)225
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ブリヂストン
発売日:2019/03/08 参考価格: 77,760円