短尺化でミート率と直進性がUP「フジクラ スピーダー SLK」
2019/06/11 05:00
シャフトの特性をズバリ
フジクラシャフトの主力モデル、スピーダーシリーズ。スピーダーと言えばシャフトの加速感をアピールするのが特徴であるが、短尺化に対応し新たに登場したのが「スピーダー SLK」だ。
今どきのドライバーの長さは45~46インチが主流だが、この「SLK」は44インチ台の長さを推奨している。一般的なドライバーよりも1インチ以上短い長さに対応すべく、設計がなされているのだ。
同社の「MCI」というモデルにも使われる、カーボンと金属の複合技術「MCT」を採用し、先端を意図的に重く設計することで、一般的なシャフトより1インチ短くても同様のバランスに仕上げたとのこと。
また、短尺化によってシャフトが硬くなることを抑制するために、手元側の剛性を高めながらもしなり方向に硬さを感じさせることなく、滑らかな挙動を実現した。
カラーリングは黒に近い焦げ茶をベースに、手元側に「Speeder」のロゴが大きくあしらわれ、シルバーで「SLK」の文字が入る。
スピーダーらしい軽快な振り心地を踏襲しつつ、短尺化に適応できる設計がなされたという「スピーダー SLK」。今回はシャフトのコンセプトに合わせ、通常よりも1インチ短い44.5インチの長さで試打クラブを組み上げた(※60度法計測)。