マーク金井の試打インプレッション

短尺化でミート率と直進性がUP「フジクラ スピーダー SLK」

2019/06/11 05:00

このシャフトにお勧めのヘッド

振動数は237cpmと、アフターマーケット用のSとしてはかなり軟らかい数値

挙動がニュートラルで直進性が高い弾道が打ちやすい。そのため慣性モーメントが大きい、やはり直進性が高い弾道が打ちやすい、最近のドライバーと相性が良さそうだ。

真っ先に思い浮かんだのがピンの「G410 PLUS ドライバー」「G410 SFT」、さらに7月に発売される「G410 LST」。そのほか、テーラーメイドの「M6」、コブラの「F9」、キャロウェイの「エピック フラッシュ」などと組み合わせると、ヘッドの特徴をうまく引き出し、安定した弾道が打ちやすくなるだろう。

また、ドライバーの長さを短くしたい人には、ヘッドを問わず試してもらいたいシャフトでもある。シャフトの挙動が中調子でしなりが大きいので、アイアンのシャフトがカーボンの人とは非常に相性が良さそうだ。

(※下記の弾道計測データは、ヘッドスピード45.8m/sで計測した数値)

弾道測定データ

シャフトスピーダー SLK(5、硬さS)
ロフト(度)9.5
長さ(インチ)44.5
飛距離(ヤード)268.3
初速(m/s)65.9
打ち出し角(度)11.5
スピン量(rpm)2561
1 2 3 4 5
藤倉コンポジット
発売日:2019/04/11 参考価格: 43,200円