短尺化でミート率と直進性がUP「フジクラ スピーダー SLK」
2019/06/11 05:00
シャフトを計測してみると?
振動数は237cpmと、アフターマーケット用のSとしてはかなり軟らかい数値である。中調子であるが、センターフレックス値は3.28と低めだ。
短尺仕様のシャフトであるが、全体のたわみ量(しなり量)は大きい。数値的にはかなり軟らかいシャフトであり、実際にスイングしてもしなり量が大きい。それでいて挙動が安定しているのが、最大の特徴だ。
捻れの目安となるトルクは6.0と大きめ。特に手元側の捻れの度合いが大きく感じる。先端は剛性が高く、これがインパクトの挙動安定性につながっているのだろう。
【シャフト計測データ】
シャフト(フレックス):スピーダー SLK(5、硬さS)
長さ44.5インチ(60度法計測)/重さ304.7グラム/バランスD1/振動数237cpm/センターフレックス値3.28
※ヘッド:テーラーメイド M3 ドライバー