マーク金井の試打インプレッション

しっかり叩けて操作性が高い「スピーダー エボリューション 6」

2019/09/17 05:00

シャフトを計測してみると?

センターフレックス値は4.52と高めの数値。シャフト全体のしなり量も少ない

シャフト重量は56グラム(メーカー値)で、振動数は254cpm。アフターマーケット用のSとしてはわずかに硬めの数値。中調子であるが、センターフレックス値は4.52と高めになっている。振動数に対してセンターフレックス値が高く、数値的にもシャフト中間部分の剛性が高く、しなり幅が少ない。

シャフトは中調子であるが、しなりのポイントは手元側にある。中間部分の剛性が高いことで、しっかり叩けるシャフトに仕上がっている。

ねじれの目安となるトルクは4.9と、数値通りトルク感は適度にあって、なおかつスイング中のねじれの度合いも適度に感じる。トルクは適度にあるが、先端の挙動が控えめなので操作性は高い。

【シャフト計測データ】
シャフト(フレックス):スピーダー エボリューション 6(569、硬さS)
長さ45.5インチ(60度法計測値)/重さ306.3グラム/バランスD3.5/振動数254cpm/センターフレックス値4.52
(※ヘッド:テーラーメイド M3ドライバー)

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藤倉コンポジット
発売日:2019/09/05 参考価格: 43,200円