マーク金井の試打インプレッション

大型ヘッドと相性◎ 低スピンの強弾道「グラファイトデザイン ツアーAD XC」

2019/11/19 05:00

シャフトの特性をズバリ

シャフトの中間から手元側にしなりのポイントがあることがわかる

国内外のツアープロの間で使用率が高いグラファイトデザイン。その最新モデルとなるのが、今回試打する「ツアーAD XC」シリーズだ。

ベース色がブラックでマット(つや消し)仕上げ。従来モデルと同じ縞模様のデザインで、ひと目でグラファイトデザインのシャフトであることが分かる。

「XC」のキャッチコピーは「ヘッドの性能を活かす強いしなり戻りと、インパクトに向かう加速感」。先端側の剛性が高いタイプの中元調子で、「ツアーAD」のなかでは「BB」シリーズと同じタイプのシャフトとして位置付けられる。

「BB」との大きな違いは素材で、「XC」には新素材カーボントレカ「M40X」を先端から中間部、先端部にはトレカ「T1100G」を使用している。これにより打点のばらつきを抑え、その結果ボール初速も向上するとのこと。

今回は50g台のシャフトを使用し、45.5インチの長さで試打クラブを組み上げた。(※60度法計測)

シャフトの挙動≫
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グラファイトデザイン
強いしなり戻りとインパクトに向かう加速感
発売日:2019/09/06 参考価格: 43,200円