テーラーメイド特集PR
2022/11/22
革新からスタンダードへ No.1ゴルフメーカー の新技術を生み出す源泉
連載:革新的なテクノロジーのルーツをたどる
ソールに「溝」を設けるアイデア
重心位置とは異なり、はっきりと見た目でも認識できる機能が、「ロケットボールズ」(12年発売)のフェアウェイウッドに初搭載された「スピードポケット」だった。ソールのフェース寄りに溝を設けることでボール初速をアップさせる構造で、その後は主要テクノロジーのひとつとしてドライバーにも定着した。
「我々が伝えきれていない部分ではありますが、スピードポケットには初速アップに加えて、スピン量が減るという大きな効果があります。これによりフェースの下寄りで打っても吹け上がることなく、ボールが適正なスピン量で弾道を描きます」。スピードポケットはアイアンにも多くのモデルで採用されているが、ショートアイアンには非搭載。ボールをピンの根本に止めるには、適正なスピン量が求められるからだ。
新たなテクノロジーを生み出す源泉
「これは弊社契約プロの言葉ですが、テーラーメイドのクラブは“アマチュアが使えるプロのクラブ”から“プロが使えるアマチュアのクラブ”にやさしく進化してきました。開発サイドから見ると、“ミスをいかに減らすか”という発想から“ミスをいかにミスにしないか”という考え方に変わってきたということです。スピードポケットは、そのターニングポイントになったテクノロジーだと思っています」
ツアープロからアマチュアまで、あらゆるゴルファーが自分のレベルに合わせてクラブを選べ、 さらには誰もが恩恵を受けられるやさしさ――。それらを実現するための探求心こそ、テーラーメイドが新たなテクノロジーを生み出す源泉となっている。