ボーケイ フォージド ウェッジ/ヘッドスピード別試打
2019/07/13 05:00
日本人向けボーケイ やさしさは万人ウケする!?
国内外問わず、多くのツアープロから支持を受けるボーケイウェッジ。今年3月に発売された「ボーケイ フォージド ウェッジ」(以下フォージド)は日本人ゴルファー向けモデルとして、そのやさしさが一つのウリとなっている。果たして現行モデル「ボーケイ SM7 ウェッジ」(以下SM7)と比べて、どれほどやさしいのか!? 今回もヘッドスピード(以下HS)の異なる有識者3人が試打し、評価した。
試打者はドライバーのHS30台の女子プロ・西川みさと、40台のクラブフィッター・筒康博、50台のYouTuber・万振りマンの3人。シャフトは純正の「NSプロ950GH」で3人とも硬さSを使用。打席ではロフト角52度(バウンス10度・Fグラインド)、バンカーではロフト角58度(バウンス12度・Kグラインド)を採用し、比較する「SM7」も同じシャフトの同じ硬さでロフト角も同じように合わせた。ボールは「ロッテ葛西ゴルフ」の専用レンジボール(ツーピース)で計測した。
「シンプルな顔で構えやすい」と感想を述べたのは、ドライバーのHSが30台の西川。「グースがつきすぎず出っ歯すぎず、万人受けするオーソドックスな形状」とのこと。HS40台の筒は「やさしさ&寛容性の高さは、飛び系キャビティアイアンの流れに合っている」と独特の表現で評価。HS50台の万振りマンは「性能がオートマチックすぎて、フェースを開いたり小細工できない…」と気になる点を口にした。
それぞれのスイングタイプで、異なるレビュー内容。三者三様のインプレッションは次頁からチェックしよう。