クラブ試打 三者三様

ボーケイ フォージド ウェッジ/ヘッドスピード別試打

2019/07/13 05:00

西川みさと「シンプルな顔で構えやすい」

―率直な印象は?
シンプルな顔で構えやすい印象です。気持ち良くボールに当たってくれるので、打感もすごく良かったです」

―構えやすい?
「はい。グースが大きく入っているとか出っ歯になっているとか、大きな特徴はなく、あくまでもオーソドックスな形状。万人受けする顔かなと思います

―打感も良い?
「そうですね。インパクトの瞬間、フェース面にボールが食いついている感じが伝わります。ヘッド自体はイメージ通りスピンが効きそうなモデルだと思います」

同じ目標に対し「フォージド」のほうが高さも距離も出た

―「SM7」と比べてどう?
「んー、正直 違いはハッキリ分からなかったです…(汗)。どちらもキレイな顔をしていて構えやすいですし。『SM7』もコントロール性能に長けていて、芝からでもバンカーからでも自在にボールを操ることができました」

―「フォージド」は日本人向けなのですが…
「私にはハッキリ区別できるほどではなかったですね…。日本人向け『フォージド』でも、やさしすぎるほどではないので、私の中ではどちらもアスリート向けのカテゴリーに入る感じ。正直に言うと、アベレージゴルファーでこの2モデルの差を感じられる人は少ないかなと思います」

―バンカー性能は?
「バンカーでは、初めに持った印象でイメージが出しやすいクラブが良いモデルだと思っています。その点で言うと、今回の『フォージド』も『SM7』もどちらも違和感なくバンカーで使いこなせたので、どちらもバンカー性能は高評価。バウンスがしっかり効いているので、どちらも思い通りにボールを上げて脱出できると思います」

※使用スペック/ロフト角:52度 バウンス角:10度F、NSプロ950GH(約98g・硬さS)

西川みさと(42)

HS40未満の技巧派プロ。1998年「日本女子学生選手権」優勝。2002年にプロ転向後、美しいスイングを武器にレギュラーツアーで活躍。身長159cm。

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