スピーダー SLK/ヘッドスピード別試打
2019/08/10 05:00
直進性? 飛距離? 短尺化で何が変わる!?
藤倉コンポジットから発売された短尺用モデル「スピーダー SLK」。短尺化によってミート率が上がり、直進性も飛距離もアップするということから、カスタムクラブ好きユーザーの中で密かに話題となっている。果たして短尺用シャフトで何が変わるのか!? 今回もヘッドスピード(以下HS)の異なる有識者3人が試打し、評価した。
試打者はドライバーのHS30台の女子プロ・西川みさと、40台のクラブフィッター・筒康博、50台のYouTuber・万振りマンの3人。シャフトの長さはメーカー推奨の45.0インチで、現在主力となるドライバーの純正(テーラーメイド「M5/M6」やピン「G410」など)45.75インチと比べると、約0.75インチ短い設計。モデルは「5(重さ50g台)」で硬さは西川がR、筒と万振りマンがSを使用。装着ヘッドはテーラーメイド「M4 ドライバー」のロフト角9.5度を採用。ボールは「ロッテ葛西ゴルフ」の専用レンジボール(ツーピース)で計測した。
「従来のイメージで打つとNG」と感想を述べたのは、ドライバーのHSが30台の西川。「従来の『スピーダー』のように先端側が走ってこないので、そのままのイメージで振るとタイミングが合わない」とのこと。HS40台の筒は、「ドライバー用だが、3番ウッドに入れてみたい」と評価。HS50台の万振りマンは、「短い割にHSが落ちずミート率も上がり、飛距離が稼げてメリットだらけ」とべた褒めだった。
それぞれのスイングタイプで、異なるレビュー内容。三者三様のインプレッションは次頁からチェックしよう。
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