クラブ試打 三者三様

TC-920 フォージド アイアン/ヘッドスピード別試打

2019/08/31 05:00

大型1Wとのギャップをどう埋めた? フォーティーン新規格アイアン

フォーティーン「TC-920 フォージド アイアン」は、現在主流となっている大型ヘッドのドライバーと小ぶりなアイアンとの間にできたギャップを埋めるべく開発されたアスリート向けモデル。果たしてその“新規格”とする意図がどの程度反映されているのか!? 今回もヘッドスピード(以下HS)の異なる有識者3人が試打し、評価した。

試打者はドライバーのHS30台の女子プロ・西川みさと、40台のクラブフィッター・筒康博、50台のYouTuber・万振りマンの3人。シャフトは純正の「NSプロ モーダス3 ツアー105」で、硬さは3人ともSを使用。比較する兄弟モデル「TC-560 フォージド アイアン」のシャフトは、純正の「NSプロ 950GH HT」で、それぞれ同様の硬さを選択。ボールは「ロッテ葛西ゴルフ」の専用レンジボール(ツーピース)で計測した。

イメージに反してやさしい」と感想を述べたのは、ドライバーのHSが30台の西川。「ヘッドサイズが小さく難しそうに見えたのですが、実際打ってみると意外と球も上げやすく打感も心地良かった」とのこと。HS40台の筒は、「キャビティとマッスルの良いところを両立したファン待望の本格派モデル」と絶賛。HS50台の万振りマンも、「フォージドの魅力が詰まった上級者向けのやわらかい打感」と高評価が並んだ。

「TC-560」と比べてネックの長さが長い
「TC-920」は下部だけ肉厚なのが分かる
ほぼストレートな「TC-920」とややグースが入っている「TC-560」

それぞれのスイングタイプで、異なるレビュー内容。三者三様のインプレッションは次頁からチェックしよう。

西川みさと「イメージに反してやさしい」≫
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フォーティーン
発売日:2019/04 参考価格: 129,600円