クラブ試打 三者三様

ツアーB JGR フェアウェイウッド/ヘッドスピード別試打

2019/10/12 05:00

噂の“ネジ”はないものの… 新JGRのFWは飛ぶ?飛ばない!?

ドライバーの飛距離性能について、口コミや有識者の評価がうなぎのぼりとなっているブリヂストン「ツアーB JGR」シリーズ。ドライバーのレビューに続き、「ツアーB JGR フェアウェイウッド(以下FW)」をピックアップ。噂の“ネジ”は付いていないものの、ドライバーと同様の飛距離性能を発揮するのか? 今回もヘッドスピード(以下HS)の異なる有識者3人が試打し、評価した。

試打者はドライバーのHS30m/s台の女子プロ・西川みさと、40m/s台のクラブフィッター・筒康博、50m/s台のYouTuber・万振りマンの3人。シャフトは純正の「ツアーAD for JGR TG2-5」を用意。硬さは西川のみR、筒と万振りマンはSを使用。比較する前作2017年モデルは「オリジナル TG1-5」で、それぞれ同様の硬さを選択。ボールは「ロッテ葛西ゴルフ」の専用レンジボール(ツーピース)で計測した。

ランが出そうな強い弾道」と感想を述べたのは西川。「弾道が低めで、前作よりランで飛距離を稼げる強い球筋」とのこと。筒は「フェースの反発性能の高さを堪能できる」と評価。逆に、万振りマンは「フックフェースに違和感を覚えて難しいイメージをもった」と、気になるポイントを挙げた。

17年モデルと比べてフェースの横幅が若干広がった印象
ややシャローバック化しているように見える
3人の中には「19年モデルはつかまり顔になった」という声も…

それぞれのスイングタイプで、異なるレビュー内容。三者三様のインプレッションは次頁からチェックしよう。

西川みさと「ランが出そうな強い弾道」≫
1 2 3 4

クラブ試打 三者三様 ブリヂストン編 記事一覧

ブリヂストン
発売日:2019/09/13 参考価格: 38,880円