クラブ試打 三者三様

NSプロ 950GH neo/ヘッドスピード別試打

2019/10/26 05:00

スチールの新スタンダード 「neo」の評価は!?

1999年の発売以来、軽量スチールブームを巻き起こし、累計4000万本を記録した日本シャフト「NSプロ 950GH」。その進化版として今秋登場した「NSプロ 950GH neo」は、早くも多くのプロが入れ替えたり、新商品のカスタムモデルとして評価されたりと注目の的となっている。果たして、新たなスタンダードとなり得る性能を持ち合わせているのか!? 今回もヘッドスピード(以下HS)の異なる有識者3人が試打し、評価した。

試打者はドライバーのHS30m/s台の女子プロ・西川みさと、40m/s台のクラブフィッター・筒康博、50m/s台のYouTuber・万振りマンの3人。使用ヘッドは「NSプロ オリジナル フィッティングモデル」で番手は7番アイアン(ロフト角:32.0度)、硬さは西川のみR、筒と万振りマンはSを使用。ボールは「ロッテ葛西ゴルフ」の専用レンジボール(ツーピース)で計測した。

良い意味でシンプル」と感想を述べたのは西川。「変にしなりすぎることなく、思った通りに打てる。シンプルに扱えるモデル」とのこと。筒も「中折れするような頼りなさはなく、それでいて決して硬くない」と性能の高さを評価。また、万振りマンも「走りや粘りが程よく、自分のイメージを球筋に投影しやすい」と扱いやすさに言及。高評価が並んだ。

デザインも一新。日本シャフトのコーポレートカラーである緑が映える
今回は特別にフィッティング専用ヘッドで試打
アドレスした時のアングルはこんな感じ

それぞれのスイングタイプで、異なるレビュー内容。三者三様のインプレッションは次頁からチェックしよう。

西川みさと「良い意味でシンプル」≫
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発売日:2019/09/05 オープンプライス