ツアーAD XC/ヘッドスピード別試打
2019/11/30 05:00
「ツアーAD」新モデルはどんなアマ向け?
ツアープロの使用率No.1を誇るグラファイトデザイン「ツアーAD」シリーズの最新作「ツアーAD XC」。強いしなり戻りと加速感が得られ、しかも安定した挙動で打点のバラつきを抑えるという特徴となっているが、果たしてアマチュア視点での感想はどうなのか!? ヘッドスピード(以下HS)の異なる有識者3人が試打し、評価した。
試打者はドライバーのHS30m/s台の女子プロ・西川みさと、40m/s台のクラブフィッター・筒康博、50m/s台のYouTuber・万振りマンの3人。使用ヘッドはテーラーメイド「M6 ドライバー」でロフト角は9度。スペックは西川が「XC-5」の硬さR1、筒が「XC-5」の硬さS、万振りマンが「XC-6」の硬さSを使用。ボールは「ロッテ葛西ゴルフ」の専用レンジボール(ツーピース)で計測した。
「スッキリしたシャフト」と感想を述べたのは西川。「特に目立つ走り感や粘り感はなく、適度にしなって動いてくれるシンプルなモデル」と語る。筒は「最近主流の高MOI(慣性モーメント)ヘッド向けではないシャフト」と相性の良いヘッドについて言及。万振りマンは「どちらかというと“走り系”寄り」と歯切れの悪いコメントを残した。
それぞれのスイングタイプで、異なるレビュー内容。三者三様のインプレッションは次頁からチェックしよう。