エピック SPEED ドライバーを万振りマンが試打「安全性が優秀」
キャロウェイ「エピック SPEED ドライバー」の評価は!?
新開発の「スピードフレーム」を搭載したキャロウェイ「エピック」シリーズ。中でもスタンダードな性能に位置づけられる「エピック SPEED ドライバー」は、国内女子ツアーの2021年初戦で同シリーズ使用率No.1となった。そんな注目度の高いモデルを、ヘッドスピード(以下HS)の異なる有識者3人が採点。フルスイング系YouTuber・万振りマンは、どのような評価をくだすのか!?
「高初速エリアが確実に広がった」
―率直な印象は?
「前作と比べて、明らかに初速のスピード感が増した印象です。芯をとらえられた時だけでなく、ミスヒットした時にも、そのスピード感が落ちない。フェース面の高初速エリアの広がりを、数球の試打だけでも感じることができました」
―見た目の印象は?
「『エピック』シリーズの過去モデルの形状を、しっかり継承したシルエットに見えます。初代『GBB エピック』、2代目『エピック フラッシュ』の流れを継続し、キャロウェイらしい丸みを帯びた顔つき。昨年発売の『マーベリック』よりやや小ぶりですが、それでも安心感の持てる、普遍的なやさしい顔に仕上がっています」
―飛距離性能は?
「インパクトの瞬間、かなりスピンが入ったと感じても、実際にはそれほど吹け上がることがなく、前に前に飛んでいってくれました。多少のミスヒットでも曲がり幅を抑え、真っすぐ気持ちよく飛んでくれるところが、飛距離性能の高さを感じられる要素となっています。打ち出した瞬間の爽快感こそ、この『SPEED』の一番の特徴ではないでしょうか」
―強いてマイナス点を挙げるなら?
「安心感が持てる特徴を言い換えると、芯に当たった時の一発の飛びは物足りなく感じられることです。同シリーズ『MAX LS』のほうが、球質は強く、弾道の伸びがあったように思います」
―同シリーズ2機種との違いをもう少し詳しく教えてください
「はい。『SPEED』は飛距離に特化しているわけではなく、ミスに強い、平均点の高いドライバーです。単にやさしいだけではなく、飛距離、安定感、操作性、全ての項目で高水準。見た目がやや小ぶりに見えるので、投影面積の大きさが欲しい人には『MAX』。より飛距離にこだわりたい人には『MAX LS』がおすすめ。『SPEED』を基準に、それぞれ最適なモデルが選べるというのが、今回の『エピック』シリーズ3機種の特徴と言えそうです」
―どのような人向き?
「とにかく即戦力として、結果をすぐに出したい人向き。ゴルフを始めたばかりで、スライスに悩んでいる人には、合うかどうかはっきり断言できませんが、ある程度の経験があって、それでもミスに悩んでいる人なら、ぜひ一度は試してもらいたいモデルです。HSで言うと、30m/s台後半~45m/s前後まで幅広い層のゴルファーにマッチすると思います」
安全性=寛容性&構えやすさ 4.5点【総合評価4.2点】
【飛距離】4.0
【打 感】4.0
【寛容性】4.5
【操作性】4.0
【構えやすさ】4.5
・ロフト角:10.5度
・シャフト: ディアマナ 50 for Callaway(硬さS)
・使用ボール:リトル・グリーンヴァレー船橋専用レンジボール
取材協力/トラックマンジャパン株式会社、リトル・グリーンヴァレー船橋
万振りマン プロフィール
登録者2万人超えのフルスイング系YouTuber。2017年よりYouTubeにて「-Mr.FULLSWING MEN-万振りマン」チャンネルを開設し、数多くの試打動画をアップ。豪快なフルスイングが話題を呼び、人気に火がつく。日本プロドラコン協会(JPDA)B級プロライセンスを取得。
レッスンカテゴリー
- 基本動作アドレス グリップ スイング ドライバー バンカー 練習ドリル
- 弾道別スライス フック トップ ダフリ 高い 低い テンプラ
- スイング改善アドレス グリップ 振り遅れ インパクト フォロー
- 状況 クラブ別ドライバー アプローチ バンカー ラフ 傾斜 アイアン
- 中上級 応用ドロー フェード 距離感 マネジメント スピンコントロール
- ボディケアスキンケア ストレッチ 花粉症 筋トレ アレルギー
- ルール マナーゴルフ規則 マナー