グラファイトデザイン
強いしなり戻りと、インパクトに向かう加速感
発売日:2018/09/13 オープンプライス
先月発売されたばかりのグラファイトデザイン最新モデル「ツアーAD VR」。手元側のしっかり感でしなり戻りが強く、先端は極度に剛性を落とさないことで走り過ぎを抑えた特徴となっているが、果たしてその真相はどうなのか!? ヘッドスピード(以下HS)の異なる有識者3人が試打し、評価した。
試打者はHS30台の女子プロ・西川みさと、40台のクラブフィッター・筒康博、50台のYouTuber・万振りマンの3人。使用ヘッドは、西川が自前クラブとして愛用しているテーラーメイド「グローレ F(2014年)」、筒と万振りマンは「M4 ドライバー」を選択した。3人には全重量帯の全フレックスを用意し、自由にピックアップして打ってもらった。
「決して弾き系ではないと思います」と感想を述べたのは、HS30台の西川。「同じ重量帯でフレックス違いを打ち比べてみましたが、先の走り感はどちらも同じであまり感じられませんでした」と語った。HS40台の筒は「スイング中に重量感をすごく感じ、風に負けない強い球を打てました」とそのしっかり感を評した。一方のHS50台の万振りマンは「タイミングの取り方が最後まで分かりませんでした…」と首をひねった。
それぞれのスイングタイプで、異なるレビュー内容。三者三様のインプレッションは次頁からチェックしよう。