ツアーAD VR／ヘッドスピード別試打

HS30台・西川みさと「弾き系ではない」

同じ重量帯(50g台)のフレックスR1とSを打ち比べてみましたが、先の走り感はどちらも、それほど感じませんでした。

決して弾き系ではないと思います。

フレックスの表記は、手元側がどれだけ硬いかどうか、といった違いのような気がします。R1だと少し手元がやわらかく、Sは硬く、しっかりしている印象。好みは分かれると思いますが、フレックスで選ぶとすれば、手元側のしっかり感の違いだけのように感じます。

はじめにR1を打った際は、全体的に大きくしなるのですが、芯はしっかりある感じ。ミスショットを出しても、最小限に抑えてくれる印象を持ちました。

次にSを握った際には、最初は硬い棒のように、まったくしなりを感じることができませんでした。ただ、徐々に慣れてくると、ある程度思い通りに操作ができ、鋭く振り抜ける感じがだんだん心地良くなっていきました。総じてSも良かったですよ。

■ 西川みさと（41）

HS40未満の技巧派プロ。1998年「日本女子学生選手権」優勝。2002年にプロ転向後、美しいスイングを武器にレギュラーツアーで活躍。身長159cm。

• HS40台・筒康博の場合
• HS50台・万振りマンの場合