タイトリスト TS2 ドライバー/ヘッドスピード別試打

HS40台・筒康博「性格が違う2本のシャフト」

ヘッド単体の評価としては、つかまるけれどロースピンの球が出やすいモデルです。スイング中、ヘッド重量をすごく軽く感じやすいのが特徴だと思います。

いままでのタイトリストの中で、一番ヘッドの重さを感じないと言っても良いでしょう。それほどHSを自分の力で上げずに、クラブが勝手に上げてくれる感覚がありますね。

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ロースピンで打ち出し角もやや低めに出やすいヘッドです。あとは2本の純正シャフトの選択で、打ち出し角やしなり感を自分好みに選んでほしいという、メーカーの意図があるように思います。

「クロカゲ」は「スピーダー」と比べて運動量が大きいため、やや高めの打ち出し角の弾道をつくりやすいです。逆に「スピーダー」のほうは、スピン量が抑えめに出るので、思いきり叩いて強い球を打ちやすいモデルです。性格がはっきり分かれている2本ですので、打ち比べてみれば、誰でも簡単に最適な組み合わせを選べると思います。

ただ、性格は異なる2本ですが、共通して言えることは、タイトリストの新しいモデルは誰でも簡単に飛ばせるヘッドになったと、実感させてくれるところです。前作より大分、やさしさを感じることができるようになっています。

TS2は評判通り激飛び? ヘッドスピード別試打
※使用スペック/ロフト角:10.5度、フレックス:S(クロカゲ50、スピーダー 519 エボリューション)

■ 筒康博(46)

変幻自在に球を操るクラブフィッター。クラブフィッティング&レッスンスタジオ「PCM Labo」総合コーチ。プロアマ問わず7万人以上のゴルファーにアドバイス経験を持つ。身長168cm。

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