クラブ試打 三者三様

TW747 460 ドライバー/ヘッドスピード別試打

2019/02/23 05:00

筒康博「新モデルとして考えるべき」

―率直な印象は?
「一番意見が分かれるところは、これまでのTWシリーズの後継として見るのか、それともまったく新しいNEWモデルとして見るのか。この違いで評価は大きく分かれると思います」

―まったく新しい?
「はい。同時期に発売となったダンロップ『スリクソン 85』シリーズと同じで、これまでのイメージを一新するほど、かなりやさしいモデルになっていると言えます」

―新しいモデルとして見ると?
「すごくオートマチックに大きく構えられる、しかもつかまりも良く、弾きも良い。非常にやさしいドライバーになったと思います。ただ、過去のTWシリーズのイメージから入ると悪い評価になりかねない部分でもあります」

―ユーザーはどうしたら?
「そうですね。747から新たなバージョンになったという認識で、ぜひ打ってみてほしいですね。だからこそ、今作から可変式スリーブになったと認識すれば良いかなと思います。前作と比べるというより、TWシリーズが難しく苦手にしていた人にこそチャレンジしてほしいクラブと言えます」

―個人的な評価は?
「そういう意味で言うと、もう少し操作性が欲しいかなとは思います。非常にオートマチックで勝手につかまえてくれるモデルではあるので、もう少しだけ操作性の部分も欲しいと思わせる評価ですね」

※使用スペック/ロフト角:10.5度、フレックス:S(VIZARD for TW747 50)

■ 筒康博(46)

変幻自在に球を操るクラブフィッター。クラブフィッティング&レッスンスタジオ「PCM Labo」総合コーチ。プロアマ問わず7万人以上のゴルファーにアドバイス経験を持つ。身長168cm。

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