G410 フェアウェイウッド／ヘッドスピード別試打

西川みさと「打ちやすいけど飛距離が…」

―率直な印象は？
「うーん、感触としてはもっと飛んでもいいような感じでした。イメージしている通りと言いますか、飛距離が思ったより出ていなかったと思います」

―飛距離が物足りない？
「そうですね。『G410 PLUS ドライバー』の時もそうだったのですが、自分のイメージしていた感覚には近い弾道で、予想通りに飛んでくれました。ただ、もう少し想像以上の飛びが欲しいなという印象をもちました」

―想像以上の飛び？
「はい。見た目は大きすぎず、適度なサイズ感で構えやすいです。打つ前からつかまるイメージがもてるので、打ちやすいヘッド形状と言えます。だからこそ、もう少し飛距離が欲しいな…っというのが、正直なところですね」

―打感は？
「打感は少し弾く音が強いので、ちょっと硬いかなと思いました。もう少しやわらかいほうが、私は好きですね」

―球筋は？
「スピン量がちょっと少なすぎて、球が上がっていない感じがしました。特にロフトが立っている3W(ロフト角 14.5度)では、球の高さを出すには難しいですね。ティショットではそれほどシビアに感じないかもしれませんが、芝の上からだと理想的な球筋にするのは少し難しいと思います」

―どのような人向き？
「やはりパワーがないと、高さを出すには難しいかもしれません。私のようにHS30台の方には、思っている以上の飛距離を生めないのかもしれませんね…」

■ 西川みさと（41）

HS40未満の技巧派プロ。1998年「日本女子学生選手権」優勝。2002年にプロ転向後、美しいスイングを武器にレギュラーツアーで活躍。身長159cm。

• 1WのHS40台・筒康博の場合
• 1WのHS50台・万振りマンの場合