ATTAS DAAASを西川みさとが試打「何となく走り系」
USTマミヤ「ATTAS DAAAS」の評価は!?
USTマミヤの人気シリーズ12代目「ATTAS DAAAS」は、クセのない振り心地を維持しながら、手元しなりを追求したアッタス史上初の中元調子。手元側よりグリップ下付近を軟らかくしならせ、ダウンスイングの際に、自然とタメが作れる優れもの。そんな次世代の叩き系シャフトをヘッドスピード(以下HS)の異なる有識者3人が採点。まずはHS40m/s未満の女子プロ・西川みさとが試打評価を行った。
「全体的に少し走っていく感じ」
―率直な印象は?
「粘るというより、全体的に少し走っていく感じがありました。キックポイントがどこにあるかまでは明確に分からなかったのですが、手元側が大きくしなるというよりは、先端側が走っていく印象を受けました」
―系統で言うと〇〇系?
「粘り系というよりは、走り系に近い印象です。ただ、ハッキリとした走り系ではなく、最後で走る感覚が残るという感じ。ビュンビュン走るというわけではなく、切り返しまでクセなく扱いやすいまま、最後に結果的に走るという感覚です」
―前作(11代目「ATTAS JACK」)と比べてどう?
「前作と比べると、手元のしなる感じが少し抑えられた印象を受けます。個人的な感想では『JACK』のほうが大きくしなる感じがあり、タイミングを取りやすかったと記憶しています。10代目『The ATTAS』はクセがなく少しハードなイメージで、『JACK』は手元からゆっくりしなる、やさしいソフトなイメージ。今回はその中間ぐらいのハードでもソフトでもない特性という印象です」
―40g台の硬さSを選んだ理由は?
「現在、使用しているクラブでは40g台のシャフトを挿しているからです。以前は50g台のRかSRを使用していたのですが、軽さを求めたほうが速く振り抜けるため、スイングにスピード感をもたせるために、いまは40g台を愛用しています。そのマイクラブに比べると、今回の『ATTAS DAAAS』の4Sは手元側がしっかりしているように感じました」
―どのようなヘッドと合いそう?
「そうですねー。走り系だから、今回のピン『G425』シリーズや、テーラーメイド『SIM』シリーズといった、最近の話題モデルとの相性は良さそうです。ヘッドの開閉をあまり必要とせず、ストレート軌道で飛ばせるヘッド。タイミングが合えば、飛距離もかなり伸びると思います」
―どのような人向き?
「インパクトを強く押したり、ヘッドを操作するタイプの人ではなく、テンポよく最後まで振り抜ける人向きです。イメージで言うと、自分では何もせず、勝手に走ってくれる特性ですので、叩いても煽(あお)ってもうまく合わせてくれるように思います。スイング中、シャフトにお任せできる人が向いているのかもしれませんね(笑)」
走り感が粘り感より0.5点上【総合評価3.9点】
【走り感】4.0
【粘り感】3.5
【寛容性】4.0
【操作性】4.0
【デザイン】4.0
・使用モデル:4(硬さ:S)
・使用ヘッド:ピン「G425 MAX ドライバー(ロフト角:10.5度)」
・使用ボール:市川サンライズゴルフセンター専用レンジボール
取材協力/トラックマンジャパン株式会社、市川サンライズゴルフセンター
レッスンカテゴリー
- 基本動作アドレス グリップ スイング ドライバー バンカー 練習ドリル
- 弾道別スライス フック トップ ダフリ 高い 低い テンプラ
- スイング改善アドレス グリップ 振り遅れ インパクト フォロー
- 状況 クラブ別ドライバー アプローチ バンカー ラフ 傾斜 アイアン
- 中上級 応用ドロー フェード 距離感 マネジメント スピンコントロール
- ボディケアスキンケア ストレッチ 花粉症 筋トレ アレルギー
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