万振りマン「最近では希少なやわらかさ」

―率直な印象は？
「かなりつかまりを重視したモデルではないかと思います。構えた瞬間から、すごくドロー弾道のイメージが湧く“つかまり顔”をしています」

―見た目が印象的？
「構えた感じは、ヘッド自体はすごく大きく見えて安心感がありました。ただ、クラウンが黒一色になっているため、ターゲットラインにまっすぐ構えるという部分では、少し難しさを感じてしまうかなという印象はあります」

―シビアに感じる？
「私にはシビアに感じてしまいましたが、このような玄人好みのカラーリングが好きな人は多いと思います。昔ながらのクラシカルな感じが好きな人には高評価だとは思います」

両方ともドロー弾道で強い球が出ていた

―打感は？
「やわらかいですね。ドライバーでこれだけやわらかいのは、いまだとあまり見られない希少なモデルだと思います」

―希少なやわらかさ？
「はい。これだけやわらかいと、インパクトの瞬間、自分の手で操作しているような錯覚を覚えます。実際には自分の意識でボールを操作していなくても、クラブが勝手にその感覚を引き出してくれるような…。イメージを引き出してくれるモデルだと思いました」

―「モデル-S」と比べてどう？
「『モデル-S』はヘッドが小さすぎるので、モデル-Eのほうが安心感はあります。ただ、この2つは比べるものではない気がします。まったく別モノ。別々のクラブと考えたほうが良さそうです」

※使用スペック／ロフト角:10.5度、フレックス:S(ツアーAD GM-1 D)

■ 万振りマン（33）

登録者1万人超えのフルスイング系YouTuber。2017年より数多くの試打動画をYouTubeにアップ。豪快なフルスイングが話題を呼び、人気に火がつく。身長173cm。

• 1WのHS30台・西川みさとの場合
• 1WのHS40台・筒康博の場合

撮影協力／トラックマンジャパン株式会社、ロッテ葛西ゴルフ